こんにちは。
ローズ研究家の今井通子です。
あなたはビジネスにおいて、それからあらゆる関係値において大切な事はありますか?
私が人生において、またビジネスにおいてもとても重要視していることがあります。
それは「依存と責任の関係」です。

依存と責任の関係
依存体質の人は、人生でもビジネスでも絶対に上手くいかないと、私は考えています。
実は私自身がこのことに気づいてから、すべてが好転していったからです。
かく言う私も以前は依存体質だったと振り返ればそう感じます。
ビジネスを始めたものの、厳しいアドバイスに対して、「そんなことを言われたって、子供がいるから無理」とか、「厳しすぎる」と不満を漏らしたこともありました。
しかし、ある時気づいたのです。文句を言って結果が出なければ困るのは「私」であり、頑張って嬉しいのも「私」だと。
「全ては私の責任なんだ」と。
当たり前のことですが、依存体質の時にはそのことが理解できませんでした。
目の前に起こる自分にとって不利なことは、人のせいにしたかったのでしょう。
しかし、目の前に起こる不利なこと、困ったことは、次のステージに上がるためのドリルです。
この問題を自分で解かないで人にやってもらっていたら、成長はありません。
逆に言えば、この問題を解決すれば、夢に一歩近づけるのです。
成長を早める視点

そう考えると、その困難もドリルではなくギフトに見えてきます。
時には痛みを伴うギフトもありますが、人のせいにすることをやめてからは、自分の成長が急速に早まりました。
どんな難関でも、自分の目の前に来たことはすべて自分の責任と覚悟を決めて受け止める。そして、それを乗り越えてこそ、本当の成長があるのだと感じます。
私は以前「いつか誰かに幸せにしてもらう」と考えていた女性だったと思います(笑)。
しかし、白馬の王子様は永遠にやって来ないと気づき、幸せもビジネスでの成功も自分で取りに行かないと得ることができないことを知りました。
自分で取りに行くからこそ、心から楽しめ、その過程がたまらなく感じるのです。
達成するまでの道のりが楽しいものであるからこそ、その過程を飛ばしてしまうのは本当にもったいないことだと、今は心から理解しています。
本当のシンデレラストーリーとは…?

起業してからの30年の歴史の中で、私は「一足飛びは無い」と痛感しています。
「一発当てる」、今で言う「バズる」などのシンデレラストーリーが時にはあると思いますが、私は一晩で何かが変わるシンデレラストーリーは無いと考えています。
もし仮にあったとしても、それはすぐに崩れてしまうでしょう。
そのような一攫千金を狙うのではなく、コツコツと努力して積み上げた盤石な土台の上に、長期的に続けられる事業ができてくるのです。
時間と労力はかかりますが、根っこからしっかりと育ったものはそう簡単には崩れません。
本物のシンデレラストーリーは、実はとても泥臭いものなのです。
ローズ研究家 今井通子でした。

